Grok 4.6登場:エージェント、価格、いまやるべきこと
SpaceXAIは2026年8月12日にGrok 4.6をリリースしました。コード、チャット、エージェント作業の既定モデルとして位置づけています。Grok 4.5より長い追加学習、長い軌道での自己検証の増加、視覚・対話型プロジェクトでの初回パスの強化です。知識カットオフは2026年2月1日。コンテキストウィンドウは50万トークンで、DeepSeek V4の100万の半分です。
今日からCursorとGrok Build、API(加えてOpenRouter、Vercel、Cloudflare)で使えます。最初の1週間、Grok BuildとCursorでは含まれる利用量が2倍です。その後はメーター通りです。
公式価格
xAIのモデルドキュメントより、100万トークンあたり:
| プロンプトサイズ | 入力 | キャッシュ入力 | 出力 |
| --- | --- | --- | --- |
| 20万トークン未満 | $2.00 | $0.50 | $6.00 |
| 20万トークン以上 | $4.00 | $1.00 | $12.00 |
請求書に出る点が2つあります。
長コンテキスト価格はリクエスト全体にかかります。 プロンプトが20万トークンを超えた時点で、そのリクエストの全トークン(入力も出力も)が高い単価になります。「19.9万と20.1万はほぼ同じ請求」ではありません。別製品です。
高速バリアントは倍額です。 ローンチノートにそう書いてあります。デモのレイテンシグラフが綺麗だったからといって、大量パスに置かないでください。
20万未満のキャッシュ入力は100万あたり$0.50で、75%引きです。他社が謳う90%ではありません。それでも設計する価値はあります。APIのレート制限は毎秒150リクエスト、毎分5,000万トークンです。
ベンチマークが主張していること
SpaceXAIによると、Grok 4.6 HighはArtificial Analysis Intelligence IndexでGPT-5.6 Solと同じ61、公開したエージェント・コーディング系ボード(GDPVal-AA、CursorBench 3.2、FrontierCode 1.1、APEX-Agents)では首位かそれに近い位置です。数字は自社発表で、自己申告と公開スコアが混ざっています。スクリーニング用であり、受入テストではありません。
構築判断で重要なのは、彼らが訓練した仕事です。多ステップにわたってタスクに留まる長期エージェントと、対話型アプリのより良い初回パス。分類と抽出を大量に回す負荷なら、このモデルは違います。DeepSeek V4 Flashの方が、その構成では桁違いに安いです。
DeepSeek V4の隣に置くと
入力6,000 / 出力800のリクエストでは、Grok 4.6は約$0.0168。Flashは約$0.00106。Proは約$0.00331。今週の並びではGrokがフロンティア価格、Flashが量産、Proが安くて重い推論、です。
これは忠誠テストではなく、ルーティング表です。`grok-4.6`を固定するのは、評価セットで追加能力が出るステップだけにしてください。多ステップのコーディングエージェント、長い調査トレース、視覚アプリの初稿。配管はFlashへ。難しい10%をProかGrokに上げ、自社ケースでどちらが勝つか測ります。
Grok 4.6には製品も巻かれています。1日前にx.ai/botで始まったGrok Botは、モデルを別のチャット補完ではなく、自分のコンピュータを持つ同僚として届けるというSpaceXAIの賭けです。
今週やること
すでにCursorかGrok Buildを使っているなら、2倍週間を本物の社内タスクに使い、評価セットの後ろでトレースを残してください。ローンチ週のデモは移行ではありません。
APIなら日付付きのモデル名を固定し、初日からステップごとのトークンとコストをログし、20万トークンのプロンプトを事故で起こさないでください。倍額は、経理が「なぜ」と聞くまで成功したエージェント実行に見えます。
評価セットが無いなら、それがプロジェクトです。Grok 4.6もDeepSeek V4も、9月に出る何かも、止まりません。吸収できるチームは、すでに薄い差し替え層と受入テストを持っているチームです。範囲を切ったDX監査が、その層を置くやり方です。
---
出典: Introducing Grok 4.6 · xAI Grok 4.6ドキュメント · DeepSeek価格